2022.1.31 公開

始めるなら今がグッドタイミング!
セルフケア提案の取り組み

プラネットは、ユーザーさんと一緒に、セルフケア提案を院内に仕組み化して「患者さんが通い続ける仕組み」 を強化する取り組みを長年にわたって推進。歯科医院向けのセルフケア製品の企業の協力の下、患者さんに製品を自信を持って提案・処方できる環境も整備しました。これまでの取り組みの軌跡&最新トピックスと今後の展望を共有します。

創業当初からプラネットは「患者さんが通い続ける仕組み」と「キャッシュフロー経営」を推進する中で、セルフケア製品を提案する大切さをユーザーのみなさんにお伝えしてきました。

プラネットセルフケアプロジェクト 戦略マネージャー 杉山 博保

1st Stage(1995~)

セルフケア提案の大切さを広めていく中で、セルフケア提案に注力されるユーザーさんが少しずつですが登場されます。その方々に講師としてイベントに登壇いただき、多くの医院にセルフケア処方の大切さを共有することを始めました。


2nd Stage(2015~)

プラネット20周年イベントを皮切りに「歯科流通の簡素化」をテーマにした「セルフケア提案型医院作り」をスタート。セルフケア企業とのタイアップで、DXFinderのコンテンツにセルフケアグッズの資料の掲載が始まりました。2017年のプラネット特別シンポジウムでも歯科業界のトップランナーのみなさんに改めて登壇いただきました。


歯科流通で日々推奨されているグッズをもっと紹介いただきたい!

そんな思いからセルフケアグッズのコンテンツ掲載を増やしています。

現在は12社の資料を掲載。

ライオン歯科材・江崎グリコ・スリーエム・松風・クロスフィールド(TePe)・ヨシダ・AT-MARK CONSUL.・Lycka48Soleil・ウエルテック・ニッシン・アークレイ・湘南メディカルパートナー

医院として掲載希望の企業や製品があれば、ぜひメーカー担当者をご紹介ください!

20周年イベント医院作りサポート

20周年のイベントでは、実際に唾液検査の活用と「セルフケア提案型歯科医院作り」に取り組んだ3名の先生に登壇いただき、全国でユーザーさんに事例をお伝えしました。今でもパイオニアとしてご協力をいただいています。

プラネット特別シンポジウム

20年振りのシンポジウムでは予防歯科や食育、プログラミング、
アニメなど各分野のトップランナーに登壇いただき、魅力ある豊かな歯科医院のための最新トピックスをお話しいただきました。特に加藤正治先生と辻村傑先生からはセルフケア提案の新しいカタチをご提案いただきました。

3rd Stage(2018~)

2018年にセルフケア事業部がスタートし、新しいセルフケア提案のカタチ「DentalXSalivaシステム」を確立。セルフケア提案の充実に向けたワークショップを通じて、多くのユーザーさんのセルフケア提案の院内確立をサポートしています。


2021年9月の「セルフケアフェスタ」では3人の歯科医師に自院での「セルフケア提案型歯科医院作り」の取り組みについてお話しいただき、全国に広がるこの取り組みの可能性を強く感じられました。

DentalX Salivaシステムとは・・・
1.DentalXでのデータ管理 ・2.唾液検査の活用 ・3.セルフケア提案の充実、の3つをつなげて、患者さんが通い続ける歯科医院作りを強化するシステムです。

全国に広がるセルフケア提案型歯科医院作り

取り組み事例①

たなべ歯科クリニック(神奈川県横浜市) 多名部 貴博 先生(2021年1月開業)

最初に全員で唾液検査を体験し、院内勉強会で知識を深めました。リスク対策としてのセルフケアについてもしっかり説明できるように、歯磨き粉、補助器具、歯ブラシの順に特徴や違いを学びました。

全体で知識の共有をすることで一体感も出て、週一検査結果のフィードバックをしながら日々アップデートしています。ケアはプロケアとセルフケアの二本柱で成り立つことを伝えながら、全員が全てのケア用品を使用して、商品の説明だけでなく体験によるアドバイスもできるようになりました。そのことで、患者様との会話や笑顔も増え嬉しく思います。今までセルフケアに興味の無かった方のモチベーションアップにも繋がり、物販全体の販売数も着実に増えてきています。今後はもっと一人の患者様の事を知り、口腔内だけでなく食や生活部分の背景から健康増進することに努めたいと思います。

多名部先生

ユニット(4台)全てにワゴンを置いて患者さんに見ていただけるように。POPも付けてアピール!

初診来院時に、予防の大切さと合わせて唾液検査シルハの受検を提案しています。

7段の「回転式本棚」を設置して、患者さんが継続的に購入しやすい雰囲気づくりをされています。


取り組み事例②

つぼ川歯科(神奈川県高座郡) 坪川 正樹 先生(2017年10月よりDentalX導入)

唾液検査は取り入れたものの、生活の改善、リスクの改善にうまく繋がらず、検査結果のリスクを下げる方法が統一されていませんでした。セルフケア提案を取り入れた順序は、まず患者に提案をする場合分けをし、その提案時に改善する目標を達成するのに最適な物品を全部サンプル請求し、スタッフみんなで使用してみました。みんなで考えながら取り組んだため、受付スタッフも知識が増え説明がしやすくなったと意見がありました。今後は受付周りに手に触れられる形の歯ブラシのディスプレイ、チェア周りにサンプルをすぐに出せるようにバスケットに集めるなど、提案の機会を増やす改善をしていく予定です。スタッフ全員で頑張っていきます!

つぼ川歯科のみなさん

待合室にはクリアケースを重ねてセルフケアグッズ を展示。これを見て「私に合ったグッズはありますか?」と患者さんから聞かれてびっくり!

MTMを導入していて唾液検査はデントカルトを採用しています。

チェアサイドには、医院で扱っている歯磨剤を見ていただけるパネルを作成。TBIや術者磨きの際は実際に使ってもらえるようにカゴに製品をまとめています。

患者さんのリスクに合わせてどんなグッズを推奨するかスタッフ全員が関わってまとめました。


取り組み事例

あおばファミリー歯科(神奈川県横浜市) 横山貴士先生(2019年5月開業)

当院では、開業当時(2019年5月)から唾液検査シルハを使用して、患者さんに口腔内の情報を提供してきました。それに併せて、セルフケア商品を勧めて販売してきましたが、子供のカリエス予防のケア商品の提示にばかり力を入れていたと思います。理由として当院が管理型予防に力を入れていたけれども、患者さん(親)のニーズ(子供の歯に虫歯を作りたくない)に合わせて単に対応してだけだったと思います。結果としてカリエスケアの物販が多く、一緒に来院してくれていた両親に「セルフケアの処方」が、なんとなくしかできていませんでした。

そんな状態で、今年プラネットさん主催の「セルフケアワークショップ」を院内セミナーとして受講することで、院内のセルフケアの提案方法や処方内容に対する「意識の統一化」が図れました。現在では、成人の患者さんにもセルフケアの提案が多くできるようになったので、昨年よりも成人の「歯周病ケア」の処方ができてきたようで、物販の数でも「歯周病ケア」商品が増えてきました。

全体の物販数も緩やかではありますが増えていることからも、患者さんとコミニュケーションが取れているのだと思います。今後はより家族全体の健康感を高めることで、予防のかかりつけ医として安心して通ってもらえるようになれると良いと思っています。

横山先生とお嬢さん

待合室にはセルフケアグッズとおすすめ図書を展示したディスプレイを置いて皆さんが集まる工夫を。一押しのデンタルガムPOs-CaFもPOPをつけてアピール。

「セルフケアワークショップ」への参加をきっかけに、美容室で使うような素敵なワゴンを使ってお子さんやお母さんにセルフケアグッズと使い方を紹介。

唾液検査シルハは色々悩んで開業当初から導入。


取り組み医院の事例④

たかの歯科医院(千葉県柏市) 高野正博先生(2010年7月よりDentalX採用)

<唾液検査を取り入れたセルフケア提案>

セルフケア提案に力を入れようとスタートしたのは2018年の夏頃でした。

それまではただ単に歯ブラシを置いてあるだけといった状態で、歯間ブラシやフロスだけ指導した時にお薦めするといった程度でした。そのため月の売上も2万程度という状況でした。

取り組みは、物販のPOP作り、ディスプレイなどをメインとした取り組みから始まりました。当初は、売り上げを上げるという目的で始めてしまったため、4~5万程度まで売上は上がりましたが、その後停滞している状況でした。

その後、セルフケアグッズの提案を患者さんのお困りごと解決のための提案をするという目的を再考し患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた提案をしていこうと考えを変えたところから、少しずつ売上も伸び始め15万~20万程度まで成長することができました。

今後、さらに唾液検査を活用しセルフケアの推進を取り組んでいく中で院長としてできることは、歯科衛生士を中心としたセルフケア提案をしやすい環境を作ることをメインに、スタッフとともにさらに発展させていきたいと思います。

高野先生

待合室に設置している大型のディスプレイ棚。棚の上ではよく推奨販売されている製品のランキングを表彰台形式で展示しています。

チェアサイドに新設したワゴン。患者さんのお困りごとをしっかり聞いた上でその解決に向けて提案をするスタイルが出来上がりました。

セルフケア提案をもっと深めたい皆さんへ

プラネットではそれぞれの医院にしっかりインストールされるように、有料の“セルフケアワークショップ”を通じてサポートをしています。
“セルフケアワークショップ”への参加を希望される方は、無料の事前説明を開催していますのでぜひお申し込みください!!