
⻭周病の算定の流れ例( P重防 )

⻭周病の治療は患者様の⼝腔内の状態や改善の具合により様々です。また算定のルールはそれぞれ多くありますが、今回はP 重防移行の算定例を挙げます。
左記の図は「⻭周治療に関する基本的な考え⽅」⽇本⻭科医学会の流れの図の簡易版です。正式な図は下記URLからご覧ください。
https: //www.jads .jp/assets/pdf/basic/ r02/document-200401-1.pdf
<例>


① | P検 → SC → P検 → P重防 2回目のP 検査の結果、P重防に移行し管理していたが、再評価のP検査の結果、4mm 以上の⻭周ポケットを認めSRP の必要がある場合は、P検 → SRP の算定と進む。 |
② | P検 →SC → P検 → SRP → P検 → P重防 とSRP 後の3回目以降のP 検査の結果、P 重防に移行し管理していたが、再評価のP検査の結果、4mm 以上の⻭周ポケットを認め再度のSRP の必要がある場合は、再SRP の算定もしくは、一時的に安定している状態を確認している場合は、 P検 → SPT SPT で算定する。(P 重防→SPT の移行は3か月後) |
③ | SPT にて、管理中だったが、⻭周ポケット4㎜未満と改善し、⻭⾁の炎症や出⾎のみの場合は、P検 → P重防 P 重防に移行して管理する。また、施設基準【⼝管強】届出医院は、P 重防の治療間隔の短縮が必要とされる場合は、3月以内の間隔でP 重防算定可。(月1 回まで) |
P 病名のフローとエラーについて(iQalte)
iQalte でのP 病名のフローとP 重防に関するエラーについてご紹介します。
◯ P 病名のフローでは算定可能な処置をタップできるようにボタンの制御しています。
前回入力した処置は黄色く色が付く仕様です。

◯返戻対策として、P 重防の算定についてはP 検査を二度算定した経緯がないと下記エラーを表示するようにしています。
(1 回目がP 混合検査で2回目がP 検査であってもエラーになります)

歯科経営マガジンGhoix2507
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